ROOTOTE主催のトートバッグデザインコンテスト「ROOTOTE TOTE AS CANVAS 2018」出展の記録です。
ROOTOTE TOTE AS CANVAS
ROOTOTE TOTE AS CANVASは、トートバッグブランドROOTOTEが主催し毎年開催されているトートバッグデザインコンテストです。
白い無地の指定トートバッグに、各人が自由にデザインし、写真に撮ったものを提出してエントリーします。
普段は電子工作をしていることのほうが多いのですが、手芸・ハンドメイドにも興味がありますので2018年開催の第15回コンテストに出展しました。
作品:A my space
こちらが2018年の出展作品です。
え?ただのバック?
外側には一切デザインしておりません。
実は、バッグの中にデザインしました。
それがこちら。
中は一面黒く、明るいところで見ると白い点が無数に並んでいるように見えます。
これはバッグの中に宇宙を表現しました。
そして、暗いところでスイッチを入れると。。。
一面に星が瞬きます。
実際に瞬く様子がこちら。
「バッグの中に自分だけの宇宙」をテーマに、「A my space」と名付けました。
頭からかぶるとそこは宇宙です。
製作の様子
ユザワヤで黒い布を2種類購入し、バッグの中に合わせて袋を作りました。こちらはミシンがないのですべて手縫いしました。
一方は厚い布、一方は透けて見えるほどの薄い布です。
厚い布は外からバッグの中へ透過する光を遮断し、薄い布は瞬く星の光をバッグの中で透過させるために用いました。
そして、1608サイズのLEDを100個ほど用意し、全て手ハンダでワイヤーによって接続しLEDマトリクスを構成しました。
1週間程度、夜な夜なハンダ付けしました。
補強のために、LEDの上からUVレジンでコーティングしました。
これを黒い厚い布に縫い付けました。星を表現するため、無造作に配置しました。
LED制御の検討スケッチです。
プログラムの書き換えを容易にするために、Arduino pro microを用いました。
プログラム自体は、単純なダイナミック点灯をするものです。
こちらが、バッグの中に仕込まれたArduinoです。
反省
残念ながら入賞さえできませんでした。
正直1ヶ月くらいは信じられませんでしたが、結果は結果です。
バッグの外にデザインしなかったのがダメだったかな。
1608サイズの気の遠くなるようなハンダ付けは、コンテストには報われませんでしたが、多少手先が器用になったということには貢献しました。
2019年のエントリーもすでに始まっていることですし、今年は入賞できる作品を展開したいと思います。
展開ね。
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