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Maker Faire Tokyo 2018 出展レポート

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DIY

2018年8月4/5日の両日、Maker Faire Tokyoに初出展しました。その出展レポートです。

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Maker Faire Tokyo 初出展

先日2018年8月4/5日の両日に開催されました「Maker Faire Tokyo 2018」に出展しました。

Maker Faire Tokyoへの出展はこれが初めてでした。

以下淡々と書いていくつもりですが、至ってテンションは高めです。

※MFT2018出展者ページのキャプチャ画像

Maker Faireの思い出

Maker Faireに初めて足を運んだのは記憶では2016年のことです。当時東京には住んでおりませんでしたが、2日間とも他県から足を運んだことを覚えています。

その時、会場の雰囲気にワクワクしたことを覚えています。会場で出展している方々がキラキラと輝いていて、またそれを見に来たお客さん達も輝いていました。

とても楽しい空間で、自分ももっとこの空間に溶け込みたいと思いました。

ニキシー管時計への憧れ

初めて見たMaker Faireの出展作品の中に「ニキシー管時計」があり、その時実物を初めて目にし、自分もこれを作りたいと思いました。

しかし、その時にはそれほど電子工作に没頭しているわけでもなかったため、自分の手でニキシー管時計をつくるなどということは漠然とした夢の様なものでした。

そして今、2年越しに自分もニキシー管時計をつくり、出展するに至ったわけです。

当時の自分からしてみれば、とても大きな進歩だと思っています。

出展の様子

今回出展した作品の中ではニキシー管時計が目玉でありまして、その他に真空管アンプCAD入力支援キーボード(プロトタイプ)等を出展しました。

以下、主要な出展作品について出展時の様子を述べます。

ニキシー管時計

ニキシー管は見た目のインパクトがそれなりにあるので、結構な数の来場者の方々が足を止めて見て下さいました。写真を撮られる方もおりました。

中には当ブログを見て来てくださったという方や、購入したいと言って下さる方がおられまして、大変うれしく思います。感謝申し上げます。

その他には、おそらく既に定年退職されている方でしたが「自分もニキシー管が使われていた当時にニキシー管を含む回路を設計し、製品に使った。」というお話を聞くことができました。また、自分よりもお若い(おそらく学生さん)の方が足を止めて下さり、ニキシー管の型番まで頭に入っておられまして、色々とお話しをし、最後には「良い物を見させていただいた」と言って下さいました。

楽しいお時間をいただいた皆様に感謝申し上げます。

お話しをした中で「回路は作れるけど、筐体まではなかなか作れない。筐体まで作られていて素晴らしいですね。」とご意見をいただきまして、これには共感をしました。というのも、自分も筐体は得意ではないために、ニキシー管時計の筐体は発狂して奇声を発しながら作りました。その部分を認めていただいて大変うれしく思います。

DCDCコンバータによる6BM8真空管アンプ

この真空管アンプについても興味をもって下さる方が多かったです。

ベテランMakerといった風貌の御三方が真空管アンプを懐かしんで下さいまして、こちらもまた筐体のことを褒めて下さいました。なかなか触れられ無かったのが銅製の真空管カバーですが、こちらも褒めて下さいまして嬉しい限りです。

また、実使用のアンプとして興味をもって下さった方も多く、なかなか良いと言ってもらえました。

同会場でNutubeの展示がされていたこともあり、それを使った作品はいかがですか?というお話もいただきました。まだまだ勉強不足ではありますが、是非今後チャレンジしたいと思います。

Maker Faireに出展した所感

対面でのコミュニケーションの良さを感じた

来場者の方々と実際に面と向かってお話しをできるということがとても貴重な体験でした。インターネットだと文字でのやり取りが大半であり、文字上ではなかなか伝わりづらい感情というものがありますが、実際に顔をあわせてお話しをするとお相手の「ものづくりに対する好きという気持ち」や「興味の度合い」がダイレクトに伝わってきました。この気持ちのやり取りがとても楽しいことだと改めて感じました。

また、インターネット上、特にインスタグラムで交流があった方と会場で実際にお会いすることができました。これもまた貴重な体験でした。

自尊心が高まる機会

会場では自分の作品に興味をもった方だけが足を止めて下さり、逆に興味の無い方はスルーします。

となると、(対面しているということもありますが)わざわざ文句を言う方はおりません。

ただただ褒めていただく機会に恵まれ、自尊心が満たされるいい機会であり大変うれしい時間でした。

今後の創作活動へのエネルギー補給

Maker Faireに出展することはゴールでは無いわけです。普段の取り組みを発表するお祭りであり、その取り組みは今後も続いていきます。

会場で周りを見渡せば、それぞれの出展者の方々が面白い・楽しいと思って取り組んでいることが並び、エネルギーに満ちています。

そのエネルギーに触発され、今後の取り組みにつながるエネルギー補給をできる良い機会でした。

1人での展示は疲れる

初の出展は1人での出展でした。まる2日間ブースに居るわけですが、楽しさもありながら体力的にはけっこう消耗した様に思います。自分の体力の無さに反省する機会でもありました。

また、1人の場合は会場の展示を見て回り辛いことが難点でした。今回はゆっくり見て回ることができず残念でした。

今後の抱負

疲れたのなんのと言っても、Maker Faire Tokyo 2018は最高に楽しい2日間でした。

ただ誰かが作った作品を眺めるだけだった去年まで。そして今年出展に至りました。

Maker Faireへの出展は決してゴールではないですが、あの頃に比べて多少なりとも自分の成長を感じました。

出展する側になって初めて見えることも多々ありました。今後の創作活動への取り組み方も変わってくる部分があることでしょう。

だいたいいつも興味の対象は発散しているのですが、来年のMaker Faire Tokyoも出展することを目指して、自分の面白いと思えることをやっていきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

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