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LEDによるニキシー管の再現(0.5次試作)

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電子工作

LEDによるニキシー管の再現への挑戦。
前回の試作に続き、0.5次試作についてご紹介します。

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前回の反省点

前回ゼロ次試作をしてみて色々な反省点がありました。

  • LEDの色は白ではない方がいいかもしれない
  • LEDの光量が多い
  • 7セグモールドの光拡散具合が悪い

前回の反省点を踏まえて、LEDとモールドに変更を加えてみることにしました。

モールドの着色を控えめに

まずはモールドです。

前回のモールドは、気持ち着色を多めにしたところ、光の拡散が悪いような印象をもちました。
光があまり通らず、LEDの光源周囲だけ明るく見える印象です。

このため、もっと光を通してみようと着色を控えめにしてみました。

例のごとくUVレジンで作っています。

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LEDを変更

次にLEDを変更してみました。

前回は白色のLEDでしたが、今回は色々な色を試せるようにとRGB LEDを採用してみました。

WS2812Bというシリアル信号で制御できる便利なフルカラーLEDです。

これをセグのモールドにあわせて2つ使いました。

これをモールドに取り付けます。

LEDはプログラムで制御

今回使ったLEDはちょっと特殊なものなので、マイコンで制御しました。

使ったマイコンはおなじみのArduino UNOです。

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そしてプログラムはスイッチサイエンスさんのものを流用致しました。

参考:フルカラーシリアルLEDテープを光らせてみた。

発光の確認

それでは、発光の様子の確認です。

まず、単体での発光。色はニキシー管をイメージしてオレンジにしました。

光の拡散具合

肉眼で見た感じだと、昨日の白色に比べてキレイに光っているように感じました。あくまで主観ですが…。

しかし、写真でみるとやはり光源が目立っています。

この光源が目立ってしまうことに関しては、今回着色を抑えましたが、やはり逆に着色を強めにしたほうが良いかもしれないです。

または、LEDの光源近くで光が多く遮られている印象なので、ただ単に着色の強弱をつけるのではなく、モールドの表面のみ着色して、モールドの内部では透明にすることで、モールド全体に光を拡散することができるかもしれません。

この点は次回への改善点です。

瓶に入れた場合

次に瓶に入れた状態です。

はじめにMAXの光量です。照明を暗くした室内で撮影しています。

カメラ(iPhone)の都合もありますが、かなり発光している様に見えます。
肉眼でも1個のセルだけでけっこう明るいです。

これだと7セグになった時にやはり明るすぎるでしょう。

次にMAXの2割程度の明るさにしたもの。

だいぶ落ち着きました。

写真ではわかりづらいですが、だいぶバランスの取れた光り方をしていると思います。

次に明るい室内で撮影したものです。

視認性は良さそうです。

0.5次試作まとめ

前回の反省を踏まえて、モールドやLEDを変更してみました。

今回試作した印象だと、フルカラーLEDを使う方向性が良さそうです。
また、モールドはさらに工夫が必要です。

ニキシー管らしく見えるためには、モールドが全体的にはっきりと光ることが求められると思います。次回はモールドの外側に着色などしてみたいと思います。

それでは、またよろしくお願いします。

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