秋月電子で販売されているAMラジオキットをご紹介します。
ラヂオに興味が出始めたこの頃
これまで電子工作といえばマイコン(Arduino)を使ったデジタル回路の工作がほとんどだったのですが、最近ラヂオに興味が出始めました。
これまで特にラヂオや無線には特に興味は無かったのですが、アナログ回路を勉強し始めてから少しずつ興味がわいてきました。
そこで、入門と言えば「AMラヂオ」ということで、手始めに秋月電子通商でAMラヂオのキットを購入してみました。
秋月電子で販売されているラヂオキット
ゲルマラジオキット Crystal Radio 2PK2300
ゲルマラジオということで、AMラヂオとして本当に基本的な構成のラヂオキットです。
AMラヂオの電波を電力源として、外部電源無しで音が聞こえるという代物です。
なんとまぁすごい。これを考え出した人はすごいですね。
キットには英語と中国語の説明書が付属し、通販ページには日本語の取り扱い説明書もありますので、組み立てで特に困ることはありません。
実際の組み立ては、電子工作初心者の知人にハンダごてを握ってもらいました。部品点数は多くないので1時間もあれば余裕で完成します。
ところで、検波用のダイオードが秋月電子のページの写真と違ってシリコンダイオードに見えるのですが、中身はゲルマニウムなのでしょうか。
ラヂオを聴いてみた
完成したものがこちらです。
至ってシンプルなラヂオ。
左上に伸びている白いコードがアンテナで、選局はトリマコンデンサを回して行います。
これがなかなか難しい。アンテナの方向がちょっと変わるとすぐ音が聞こえなくなります。しかし、ぴったりチューニングできると、それなりに音が聞こえるのです。
自分が聴いた放送は英語のニュース?だったり、洋楽だったりしました。
NHK第1放送を聴きたいなぁと一生懸命探したのですが、秋月電子の取説によればアンテナが長くなければいけない様です。今後試してみたいです。
今後のラヂオに対する抱負
今回はゲルマニウムラヂオでしたが、黄鉄鉱を使った鉱石ラジオも作ってみたいです。長い長い銅線をぐるぐる巻いてループアンテナも作りたいですね。あの見た目が素晴らしい。
また、FMラヂオにもチャレンジしてみたいです。FMに関してはアナログ回路となるとなかなか大変そうなので、DSPやFPGAを使った方法を試してみたいところです。
こうやって趣味がだんだんと発散していくんです。
それでは、また。
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