Arduino やmbed(ARM)を触ることが多いこの頃ですが、PICマイコンの勉強を始めました。しかもアセンブラ。
今更?PICアセンブラ
今時、今更アセンブラをやるの?ほんとに?といった声がどこからともなく聞こえて来そうですが、ほんとに始めようとしているところです。
PICアセンブラを始める理由
周りを見渡せば、Arduinoやmbedといった動かしやすいマイコンは色々とありまして、むしろ今時はARMの勉強をしたほうが良いとさえ思います。
しかし、なぜPICか。
長らくマイコンの電子工作と言えばPIC(という認識)で、ネットを見渡しても色々なPIC作品がありまして、古き良き秋葉原なイメージを感じていました。そこで、自分もそのPICに触れてみたいと思いまして、勉強を始めることにしました。
また、なぜC言語ではなくアセンブラか。
今時PICでさえC言語を使うものを、なぜ今からアセンブラか。それは、CPUが動いているイメージやレジスタを動かすイメージをつかみたいなと考えた故です。
C言語でよく話題になるのが、ポインタの概念がわからないといったことことですが、自分もそれほど得意ではありません。このため、アセンブラを使うことで、嫌でもポインタ(メモリ)のイメージがつかめるのでは無いかと考えた次第です。
懐古主義的な部分が大きいかもしれませんが。。。
学習・開発環境
さて、PICの学習・開発に使うものについて。
教本:図解 PICマイコン実習-ゼロからわかる電子制御
教本はこちらの書籍です。
森北出版
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こちらはめずらしく、C言語よりもアセンブラに力を入れて書かれている書籍です。C言語の本が多い中、嬉しい書籍です。
PICマイコン:PIC16F84A
勉強用に購入したPICはPIC16F84Aというマイコンです。
書籍で使われているマイコンです。こちらは秋月電子で300円です。
コレをユニバーサル基板に載せまして、リセットボタンやプログラム書き込み用の端子も付け、Arduino風のボードを作りました。
ライタ:ICD3
ライタはICD3です。
お手頃な価格のPickit3を使うのが一般的でしょう。
Microchip pickit3単体 【PG164130】
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ICD3は、マイコンやボードとの接続部がモジュラージャックになっています。このため、秋月電子でモジュラージャックのDIP基板を購入し、書き込み用のコネクタを作りました。
あとは、MPLAB X IDEをダウンロードしてパソコンにインストールすれば使えます。自分はMacで書き込みを試してみましたが、問題なく動きました。
今後の目標
今後は、PICで何か作品を本格的に作るということはなさそうですが、簡単なカウントダウンタイマ等を作ってみたいと思います。
そしておいおいはAVRのアセンブラも…。
それでは、また。
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