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【DIY】トラベラーズノートのリフィルを自作

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ハンドメイド

デザインが素敵なトラベラーズノート。

今回はトラベラーズノートのリフィルの作り方をご紹介します。

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カスタマイズしやすいトラベラーズノート

色々な種類のリフィル

トラベラーズノートの特徴として、そのデザインコンセプトも素晴らしいポイントですが、使ってる中で自分好みにカスタマイズしやすいところも大きなポイントです。

市販されているたくさんのリフィルの中から好みのリフィルを選ぶことで、自分好みの手帳にすることができます。

リフィルはお金がかかる?

たくさんの種類がある純正のリフィルですが、そのお値段は1冊あたり約300円程です。

リフィルは消耗品なので、ノートに書き込む量が多い場合、リフィルを消費するスピードが早いです。

となると、ランニングコストの面で少々不利なのではないかと考えてしまいます。

しかし、リフィルを消費するのがもったいないなぁと、書き込む量を減らしては手帳として本末転倒ですね。

リフィルの値段がもっと安かったら…

リフィルのお値段がもっと安ければ、コストの心配をせずにどんどんトラベラーズノートを使いこなせそうですね。

ということで、今回はリフィルのコストを抑えるべく、リフィルを自作する方法をご紹介したいと思います。

材料と道具は100円ショップで揃う

さて、リフィルを作る材料ですが、基本的には100円ショップで揃えることができます。

道具

  • ペン(鉛筆)
  • カッターナイフ
  • カッターマット
  • クリップ
  • 30cm定規
  • 縫い針
  • 目打ち

材料

  • 紙(A4コピー用紙等)
  • 厚紙(リフィルの表紙になる)
  • 糸(レース糸)

材料である紙ですが、これは100円ショップのコピー用紙でもOKですが、書き味にこだわるときは上質紙などが良いと思います。

100円ショップで選ぶ場合、インクジェットプリンター用の紙が厚手で良いかもしれません。

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今回はパスポートサイズの方眼紙リフィルを自作

自分が愛用しているトラベラーズノートはパスポートサイズです。

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今回は方眼紙のリフィルを作ってみます。

ページ数は60ページにしましょう。

作り方

それでは、いよいよリフィルの作り方です。

① 紙をパスポートサイズにする

最初に紙(リフィルの中身)をパスポートサイズにしましょう。

切り取るサイズは125mm × 186mm

今回使う紙は、A4サイズの方眼紙ルーズリーフです。
方眼紙の場合、同じA4でもルーズリーフではなくレポート用紙を選ぶと、裏に方眼が印刷されていないことが多いので、ルーズリーフを選択しました。

このルーズリーフをパスポートサイズにするわけですが、さてパスポートサイズとはどんなサイズか。

パスポートのサイズ:125mm × 88mm
参考:http://www.matsumasa.com/report/paper/42.html
(B7サイズはB7なようですが、JISではなく、ISO規格のサイズだそうです。)

ここでこのまま上記のサイズで紙を切り取ると、あとで不都合が生じるので、リフィルの横方向に5mm拡張します(88+5=93mm)。
そして、この状態で切り取るサイズは見開きになるので、

切り取るサイズ:125mm × 186mm

となります。

材料のルーズリーフに上記サイズでペン等で切り取り線を引くとこの様な感じになります。
この紙を1枚目として、15枚重ねます。つまり冊子にした時に60ページになります。

A4サイズであればこれでリフィル2冊分とれます。

紙を切るときは軽く何回も

次にこの線に従ってカッターナイフで切り取るのですが、まずは切り取る作業の途中で重ねた紙がズレてしまわない様に、クリップではさみましょう。

この状態でカッターナイフで切り取っていくのですが、ここで切り取るコツは、
軽い力で何回も切る
ことです。

定規を当ててしっかり固定して、カッターナイフを軽い力で持ち何回かに分けて切りましょう
1回で切ろうとすると無理があります

カッターナイフは100円ショップのカッター刃でも事足りるのですが、個人的にOLFAの黒刃がおすすめです。
素晴らしい切れ味です。

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切り取るとこんな感じです。

これで2冊分。

② 表紙を作る

次に表紙を作りましょう。

表紙は厚紙

複数のリフィルを使用する場合、ゴムバンドでまとめることを考えると表紙は強度が求められます。
そこで純正リフィル同様厚手の紙を表紙に使います。

こちらも100円ショップで購入できます。

一般的な白い厚紙よりも少し薄手でリフィルにちょうどいいです。
(白い厚紙は厚すぎる気がします。)

切り取るサイズは先程の中身の紙より少し縮めます。

表紙の切り取りサイズ:125mm × 182mm

このサイズにすると、リフィルのサイズが純正と同等になります。

切り取るとこんな感じ。

③ 紙に穴を開ける

次にリフィルの中身と表紙を合体するために穴を開けます。

糸で綴じる

中身と表紙を合体する方法は色々と考えられまして、純正リフィルであればホチキスで留めています。
ホチキスの場合、長めのホチキス針が必要なので、今回は糸で綴じます

それでは、糸で綴じるために紙に穴を開けます

穴を開ける位置は

端から1cm, 2cm, 4cm, 5cm

とします。
この間隔で両端から穴を開けます

印を付けて目打ちで穴を開けましょう

穴を開けるとこんな感じ。

④ リフィルを綴じる

それではいよいよリフィルを糸で綴じます。

糸での綴じ方はこちらを参考にしました。
コピー本を糸で綴じてみたい人向け製本講座

綴じるのに使う糸は、縫い糸より太めのレース糸です。
レース糸を針に通して綴じます。

上記の綴じ方を参考に綴じます。

片側の糸を通した状態。

さらに片側に糸を通して、最後は結びます。

糸で綴じ終えたら、半分に折れば冊子の形になります。

⑤ 端を切りそろえる

上の作業までで、既にリフィルとしての体を成してはいるのですが、最後の一工夫です。

糸で綴じて半分に折ると、中身がはみ出てきます。

最後にコレを切りそろえましょう。
表紙の厚紙に沿って定規を当てて、優しく軽い力で何度も切ります。

これでキレイな冊子の形になります。

リフィルの完成!

これでリフィルが完成しました!

純正のリフィルと並べてみましょう。

同じ寸法ですね。

お好みでアレンジ

これは「自作リフィルだから」ということではないのですが、自分好みでアレンジしてもいいですね。

100円ショップでステッカーを購入して貼ってみました。

1冊あたりの金額は?

さて、当初の目的であった「自作リフィルでランニングコストを下げる」ということですが、果たして目的が達成されたか確認しましょう。

今回使用した道具は使い回しがきくので、消耗品に絞って計算してみます。

  • 方眼紙:1冊あたり12円
    A4サイズ70枚:108円(税込)
    2冊あたり15枚使用するので、108円 × 15枚 / 70枚 ≒ 23円
    よって、1冊あたり約12円
  • 表紙(厚紙):1冊あたり18円
    A4サイズ3枚:108円(税込)
    2冊あたり1枚使用するので、108円 × 1枚 / 3枚 = 36円
    よって、1冊あたり18円
  • レース糸:数円?
    1玉:108円(税込)
    30cm程度使用するので、1冊あたり数円?
    (正確な計算ができなくて申し訳ないです(-_-;) )

合計:約30円

ということで、自作した場合の材料費を計算すると、純正リフィルに比べて1/10のコストです。

ただし、材料費の他に製作時間も1時間弱程度かかりますので、その時間と手間で「自作か純正リフィル購入」で天秤にかけた時にどう考えるかですね。

作ることも楽しむ

ということで、トラベラーズノートの自作リフィルを作る方法をご紹介しましたが、日曜工作として、リフィルを作ることを楽しめるのであれば、ランニングコストも抑えながら、さらにトラベラーズノートを楽しめるのではないでしょうか。

「純正のリフィルでは痒いところに手が届かないから、自分にあったものがほしい」という時にも良いと思います。自作したものには愛着がわきますしね。

そのうち、手帳も自分で作ってみたいものです。

以上、トラベラーズノート自作リフィルの作り方のご紹介でした。

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