今回は、Arduino UNOのマイコンAtmega328P-PUを単体使用する時の回路について、ご紹介します。
自分の覚書きとしての目的もあります。
使う度に調べる単体使用回路
最近自分がArduino UNOを使う時は、Atmega328P-PUの状態で単体利用することが増えてきました。
そして、使う時には毎回Arduino UNOを単体で使う回路を調べています。
そろそろ自分でも回路図を用意しておこうと思いまして、今回KiCadで製図しました。
KiCadを使ってそれっぽく回路を引くのは初めてでしたが、なんとか形になりました。
Arduino UNO単体利用回路
回路図
まずは回路図です。
特徴
こちらの回路の特徴としましては、
「基板上のArduinoにシリアル通信モジュールを接続して書き換えられる」
といった構成になっています。
外付けで秋月電子で取り扱っているようなシリアル変換モジュールを接続して、オンボードでプログラムを書き換えることを想定しています。
FT232RL USBシリアル変換モジュールキット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-06693/
Atmega328P-PUのリセットの部分に、シリアル変換モジュールからのDTR信号が入りますが、ここは必要な理由があって0.1uFのコンデンサ(C3)が入っています。
また、このC3があるために過電圧保護の目的でダイオードD1も入っています。極性に注意。
水晶振動子の部分は、水晶とコンデンサの部品を1個ずつ並べていますが、まとめてセラロックでも可能と思います。
注意事項
注意事項です。
D0とD1はスケッチの書き込みに使われますが、このピンに何かしら回路を接続していると、書き込みが正常に行えない恐れがあります。
このため、基本的にはD0とD1を使わないスタンスです。
以上、Arduino UNOの単体回路のご紹介でした。
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