7月に迫る技術書典11にて出典予定の新刊のご案内です。
TANG PrimerによるFPGA工作がテーマ
技術書典11の開催が少しずつ近づいてきました。ここ最近の技術書典には毎回新刊をだしておりますので、今回もなんとか新刊の出展を計画しております。
さて、今回は我らが技術書サークル初の共同執筆にて出展予定です。今回の新刊のテーマは「TANG PrimerによるFPGA工作」です。
以前、私は激安FPGAボードのTANG Primerを使ってFPGAとVerilogに入門する本を書きました。
今回はこのTANG Primerを使って動く電子工作作品を作ることを中心に、作品の企画から設計、そして製作にいたるまでの一連の流れを解説する内容になる予定です。
新刊で最終的に形にする作品のテーマは、FPGAで動かすデジタル時計になる予定です。
この新刊のために、サークルとしては初めて基板を設計・製作しました。
この基板を使ってデジタル時計を作るまでの一連の企画から設計・製作の内容をご紹介する予定です。
単純な回路の設計の話だけではなく企画からのストーリーも書く予定ですので、一般的に電子工作で何かを作りたいときにどのような考え方で作品として組み立てていくかという考え方の参考になると思います。「こんなものを作りたいんだけど、これとこれを組み合わせてどうやって形にしよう。」みたいなことを考えて「よし、これでいこう」と製作に至るまでの道のりをご紹介する予定です。
そして、もちろん具体的な設計の解説もあります。SWやLEDを使うための電子回路の解説と、Verilogを使ったデジタル時計のロジック(論理回路)の解説があり、FPGAで動く作品を作ることを目標にします。
この設計の解説の部分が分担での執筆となりまして、私が電子回路、もうひとりのサークルメンバーが論理回路を担当します。
今のところ色々とテーマを詰め込みすぎている感がありますので、本を完成させるにあたりもう少しテーマを洗練させる予定です。
電子基板も販売予定で、イベントに合わせてBoothにて販売する予定です。
Check it out.
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