今回は、Mac OS Xのとあるフォルダの話です。
そのフォルダとは、ユーザのホームフォルダにあるアプリケーションフォルダのこと。
このフォルダは初期状態のMacでは存在しないのに、ある日気づいたらそこにあるというなんとも奇怪なフォルダです。
今回はこの奇怪フォルダについて調べました。
アプリケーションフォルダとは
アプリケーションフォルダ(Applications)とは、Macユーザーなら言わずと知れたであろう、アプリケーションが入っているフォルダです。
App Storeでダウンロードしたアプリはここのフォルダに入ります。また、その他サイトなどから自分でダウンロードしたアプリも多くの場合ここに入れていると思います。
ここで言うアプリケーションフォルダとは、rootにあるアプリケーションフォルダです。
つまり、フォルダのパスは以下の様になります。
/Applications
もうひとつのアプリケーションフォルダ
ホームフォルダにあるフォルダ
さて、今回の記事のテーマは上記のrootにあるアプリケーションフォルダではありません。
アプリケーションフォルダがもうひとつ存在するのです。
いったいどこに??
それは下記の場所です。
/Users/(ユーザネーム)/Applications
つまり、ユーザ(自分のアカウント)のホームフォルダに存在します。
正確には、「存在する場合がある」と言えます。
初期状態では存在しない
このホームに存在するアプリケーションフォルダは、購入時や再インストール後のMacには存在していません。
自分が使っているMac BookのTime Machineで調べてみたところ、ある日突然出現していました。
中は空っぽ
多くの場合、このフォルダの中身は空っぽだと思います。
いったい何に使われているのか…。
海外のフォーラムを調べてみた
この謎のフォルダに関する情報は、日本の記事を探しても全然ヒットしませんでした。
そこで、海外フォーラムを探してみると、同じ疑問について質問してる人がいました。
●Applications Folder In Home Folder?
https://discussions.apple.com/thread/2712981
●Empty Applications Folder in Home Directory??
https://forums.macrumors.com/threads/empty-applications-folder-in-home-directory.1674676/
【結論】特に問題なし
調べてみた結論としては、このフォルダの存在は特に問題は無いようです。
ユーザ専用のアプリケーションフォルダ
このアプリケーションフォルダは、ユーザーのHomeに存在しているので、同じMacを使用する他のユーザからは見えません。
rootにあるアプリケーションフォルダの場合は、全てのユーザから共通で見ることができます。
つまり、自分だけがインストールして使用したいアプリケーションの場合は、このHomeにあるアプリケーションフォルダに入れることで、そのような使い方ができます。
以上、自分が気になったHomeのアプリケーションフォルダについて調べてみました。
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