この度、技術同人誌『TANG PriMERで始める FPGA & Verilog入門』を商業出版することとなりましたので、ご報告します。
商業出版します
技術書典 応援祭にて新刊として出展した『TANG PriMERで始める FPGA & Verilog入門』が、この度インプレスR&D様を通じて商業誌として出版されます。
同人誌版にて見つかった誤記などを修正し、新たな内容や文法の説明等を加筆しております。
同人誌版とは違い、イラストレーターさんに可愛らしい表紙も描いていただきました。
書籍の内容
本書は最近日本での入手性が良くなった格安FPGAボード「TANG PriMER」を題材に、FPGA開発の代表的HDLである「Verilog HDL」の基本を学ぶ内容です。
FPGAの評価ボードはXilinxやIntelといった大手の評価ボードだと安くても約1万円程度からのものが多いですが、TANG PriMERは2,500円程度の価格と、スイッチサイエンスや秋月電子通商といった販売店で取り扱いがありますので、価格の面で気持ち的にも買いやすく、入手性もいいFPGAボードだと思います。
本書では、TANG PriMERの開発環境の構築から説明し、TANG PriMERを実際に動かしながらVerilogの文法の基礎やFPGA開発の大まかな流れをご紹介する構成となっています。残念ながら、本書を読めばそのまま大規模回路を作れる、という内容にはなっていません。逆に、FPGAを触ってみたいけど何から始めていいかわからないという方向けに「とりあえずFPGAを動かしてどういったものか感覚をつかむ」というところを意識した内容になっています。
TANG PriMERで気軽にFPGAを始めてみませんか。
ご購入は各種ストアにて
基本的に電子書籍として販売されておりまして、Amazon等を通じてPODという形で紙の書籍としても購入可能です。ぜひよろしくお願い致します。
下記にAmazonのリンクをご紹介します。
TANG PriMERで始めるFPGA&Verilog入門 AI時代の高速・並列計算デバイスへの第一歩 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
Sipeedに届きました!
高須さんが本書をSipeedに届けてくださいました!
「TANG PriMERで始める FPGA & Verilog入門」 @aki_bmxyz さんの本を @SipeedIO に届けました!
1番右はもとCANAAANでK210の設計たRISC-Vのプロ张さん、
中央の女性がSiPeed CEOのオーグマー。コロナ落ち着いたらサインしにオフィス訪問するのをお待ちしてます! pic.twitter.com/e6nqPPeWF7
— 高須正和@ニコ技深センコミュニティ Nico-Tech Shenzhen (@tks) December 20, 2020
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