ハンダ付け作業の環境をより良いものにするために、ハンダ付け作業用トレイを製作しました。
今回はこのトレイをご紹介します。
散らかりがちなハンダ付け作業環境
ハンダ付け作業の環境というものは、往々にして散らかりやすいと思っているのですが、皆様いかがでしょうか。
(自分だけ???)
基板にハンダ付けしたあとの抵抗等から切り取った余分な足は、すぐダストボックスに放り込めばいいのですが、ハンダ付けに夢中になって手が止まらないと、そこら辺にポイポイしてしまうわけです。
(自分だけ???)
こうなってくると、知らぬ間に作業机から床へと落ち、後で掃除に困るのです。
また、机がごちゃごちゃしてくると、抵抗等細かい部品がどっかいったりするのです。
そして気付けば床に落ちているのです。
作業環境を改善すべく、トレイを製作
そこで、どうしたらいいものかと考えていたら、大きなトレイの上で色々作業したらいいのではないかと思いまして、そのトレイを作ることにしました。
ちょっとしたDIYです。
材料調達
はじめに材料の調達です。
材料は色々考えられるのですが、価格面と手に入りやすいことを考え木材にしました。
購入した場所は近くの100円ショップです。
- MDF材(300x600x6mm):216円
- 角棒(910x6x6mm 3本入り):108円
合計324円です。
材料の加工
2つ買った材料のうち、MDF材はそのまま使いますが、角棒はMDF材に合わせて加工します。
のこぎりを使って、MDF材の4辺の寸法に合わせて切断します。
ノコギリはピラニアです。
こちら小回りがきいてオススメです。
そして、切断した角棒は2辺の角を面取りします。
材料の組み立て
あとは材料に接着剤を塗って、4辺に固定し、接着剤が乾くまで固定しておきます。
接着剤が乾いたら完成です。
所要時間30分程。
作業トレイの完成
完成したハンダ付け用作業トレイがこちらになります。
角棒を接着剤で取り付けた縁の部分に注目します。
部品が床に落ちないことを目的として、角棒をMDF材の縁に取り付けました。
面取りをしてあるので、角棒が腕に当たっても痛くないです。
最後に、ハンダ付け作業をイメージしたものがこちら。
作業環境をトレイごと移動できるので、片付けの時も便利です。
(という想像です。)
今回はMDF材をそのまま使用していますが、もう少し丁寧に作るなら、MDF材の表面に導電性マットを敷けば良いでしょう。
こちらのトレイはまだ出来立てホヤホヤなので、これからしばらく使用してみて、有用性を検証したいと思います。
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